Delivery と Preview で提供しているデータの違いを確認する

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前回は Experience Edge の Delivery のデータを Postman を利用して確認しました。今回は、Preview のデータはどういう形で動いているのかを確認したいと思います。

Preview に対して Postman でアクセスする

XM Cloud Deploy のツールで、前回と同じように値を取得していきます。

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Preview GraphQL IDE を立ち上げて、API キーも取得してエラーが出ない画面を確認してください。

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上記の画面は加工をしていますが、URL および API キーが正しい場合は、Schema の情報が表示されれるようになります。上記の項目をもとに、Preview にアクセスするリクエストを Postman に作成します。

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これでアクセスできるようになりました。

アイテムを編集して確認をする

今回は、検証をシンプルにするために Home アイテムの Displayname を利用して確認をします。GraphQL のクエリは以下の通りです。手元で確認をする際には、Path に関しては環境に合わせて実行してください。

query Item {
    item(path: "/sitecore/content/sitecoredemo-jp/sitecoredemo-jp/Home",language: "en") {
        displayName
    }
}

実際に Preview で実行すると以下の通りです。

{
    "data": {
        "item": {
            "displayName": "Home"
        }
    }
}

それでは Content Editor を利用して該当する英語のアイテムの Display Name を Home Test に変更します。

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変更後、Preview のデータを Postman で確認をします。結果は以下のように Display Name の値が更新されていることがわかります。

{
    "data": {
        "item": {
            "displayName": "Home Test"
        }
    }
}

データが変わっていることを Preview で参照できました。もちろん、Delivery では変更されていません。ここで、実際にアイテムをパブリッシュをして、Delivery の結果を確認します。結果は以下の通りです。

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まとめ

編集中のデータを利用できる Preview と、配信後のデータを確認できる Delivery という動作になっていることを確認することができました。