電子メールを利用したマーケティングツールは数多くありますが、その中の一つ Moosend に関してしばらくブログにまとめていきたいと思います。今回は Moosend のサービスはどんなものか?というのを Web サイトを見ながら確認していきます。
Moosend とは?
公式サイトを参照するとどんな感じのツールかわかるようになっています。

機能一覧としてはこんな感じでしょうか。
メールマーケティング
ランディングページ
ニュースレター編集ツール
パーソナライズ
レポートと分析
マーケティングオートメーション
フォームツール
eCommerce AI
顧客レポート
インテグレーション
これだけの機能があれば、メールを単に配信するだけではなく、しっかり電子メールマーケティングというのを本格的に実践できる感じですね。
業種としても
Eコマース
エージェンシー
旅行
出版
SaaS
ということでまさに電子メールマーケティングを実践していく業種に強い、というのがわかります。
価格構成
Moosend の価格に関して、購読者のボリュームによって変わる形です。以下のページで価格を確認することができます。
最低利用価格が $9 /月ということで、クレジットカードがあれば申し込みをすることができます。Free Trial が提供されており、30日間は無料でほとんどの機能を利用することが可能です。
機能の違いはどんな感じでしょうか?以下のようなものになります。

フリートライアルの期間に関して
クレジットカード無しで OK
メールは Unlimited
サインナップ & サブスクリプションのフォーム
ランディングページ
メール作成ツール
基本テンプレート
カスタムコードテンプレート
画像の編集
カウントダウンタイマー
条件付きコンテンツ
AI エンジンでの製品紹介
マーケティングオートメーション
あらかじめ用意されているオートメーション
マルチステップのオートメーションフロー
オープン、クリックレポート
バウンス、購読終了
ページ訪問
製品参照、カート、注文
カスタムイベント
位置情報の利用
天候分析
リアルタイムレポートと分析
Google Analytics トラッキング
電子メールヒートマップ
地域、デバイスレポート
SPAM 分析
A/B テスト
カスタムレポート(1つまで、Proでは未対応)
サポート技術情報
メールサポート
チャットサポート
API アクセス
と相当の機能が開放されていることがわかります。これに有料プランとなる Pro になると
トランザクションメール
SMTP サーバー
5 名までのアカウント
と機能面としては大きく変わりません。30日間まではほぼほぼフル機能を利用できる状況に近いといっていいでしょう。より大規模での導入となると、日本では Sitecore Send を選択していただく形となりますが、
年間払い
アカウントマネージャー
プライオリティサポート
カスタムレポート
On-boarding &マイグレーション
ユーザー数無制限
SSO & SAML
固定IP(オプション)
という形です。Sitecore Send には本格的に利用する企業向けのサービスとして展開していると考えてください。
どういう製品と連携しているのか?
今回の最後のチェックポイント、統合に関してのページを確認してみます。
全部取り上げるのも大変なので、
API を利用してカスタマイズができるようになっています
プラグインを提供しています。フォームとか簡単に入れることができますね。
Wordpress と同じく利用できる仕組みです
すでに Mailchimp を利用している人が移行するのであれば便利なツールです
API があるので色々と連携が可能ですが、標準で色々と提供されているのは便利です。いくつかの連携に関しては今後紹介していけたらと思っています。
まとめ
Moosend というサービスに関して簡単に紹介をしました。次回はアカウントを作成するまでの手順を紹介します。
補足
この記事は、2021年5月7日に公開した記事を、2023年6月21日現在の状況に合わせて改めて投稿しました。