Sitecore Headless 開発、テスト環境の構築 Part 4 - 管理画面の日本語化

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コンテナの環境を設定したあと、管理画面が英語のままとなっているため、日本語化の手続きを今回紹介をします。今回は Docker のイメージを作成する時にファイルをコピーする形でリソースを展開する手順を紹介します。

リソースを用意する

日本語リソースに関しては、 https://dev.sitecore.net からダウンロードすることができます。今回利用しているモジュールとしては、以下のリソースをインポートする形となります。

  • Sitecore Experience Manager 10.2

  • Sitecore Experience Accelerator 10.2

  • Sitecore Connect for Content Hub 5.0.0

ファイルをダウンロードした後、次はファイルを展開する形となります。 docker\build\cm\Data のフォルダを作成、その下に App_Data のフォルダを作成します。

注意 前回の記事で Sitecore Content Hub Connector をインストールしている場合は、同じコードが記載されているため不要です。

このフォルダに上記のリソースファイルを展開してください。展開した状況は以下のようになります。

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Docker ファイルの編集

上記の用意したファイルをコンテナに展開するために、以下の1行を Docker ファイルに追加してください。

# Copy CM Resource
COPY .\Data\ .\

上記のコマンドで、リソースファイルが CM サーバーのコンテナに展開される形となります。コンテナを build して実行するとファイルが展開されます。日本語化ができた画面は以下の通りです。

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まとめ

今回は簡単ではありますが管理画面の日本語化を実践しました。リソースファイルはサーバーの方にも展開しておくと、どちらでも日本語の管理画面を利用できるようになります。