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日本語リソースの追加

Experience Manager (XM)Docker

公開日: 2023-01-13

すでに XM の環境が起動していますが、管理画面で表示される言語がデフォルトの英語になっています。今回は管理画面で日本語を利用することができるように、日本語のリソースを追加する手順を紹介していきます。

日本語リソースの準備

今回は XM1 および SXA の日本語リソースを適用します。このファイルは、下記の Web サイトからダウンロードが可能です。

簡単に展開する

簡単に展開する方法としては、docker\deploy\platform\App_Data のフォルダにファイルを展開する形です。ファイルが以下のように配置されているのを確認してください。

jajp01.png

この状態で Sitecore を起動すると、日本語リソースがインポートされます。管理画面のリソースは Core データベースに追加されるため、以下の追加の作業を実施します。

  • デスクトップにアクセス
  • Core データベースに切り替える
  • コントロールパネルの起動
  • Add a New Language をクリックして、Japanese-japan を追加します。

これで日本語のデータが有効となります。

jajp02.png

動作検証という点では、このフォルダにファイルを置くと、cm のコンテナで反映されることがわかります。

プロジェクトに追加して展開する

上記の展開の場合、実は docker の配下にある clean.ps1 を実行するとリソースファイルが削除される問題が出てきます。 docker\deploy の配下のファイルがすべて削除されるためです。環境を最初に戻す場合にはよく利用するため、毎回日本語リソースを入れるのは手間です。そこで、Solution で展開するファイルの中に組み込む手順をここでは紹介をします。

  • src\Platform\App_Data に上記と同じファイルを展開します
jajp03.png
  • Visual Studio のソリューションファイルがプロジェクトのトップにあるので、それを利用して Visual Studio を起動します
  • プロジェクトに追加したファイルを対象とします
jajp04.png
  • ソリューションのリビルドして成功するのを確認します

これで準備ができました。イメージに反映するために、以下のコマンドを実行します。

PowerShell
docker compose build

完了した後起動して、cm のコンテナにファイルが展開されているのを確認します。

jajp05.png

この形であれば clean.ps1 を実行した後でもファイルが維持されるため、日本語リソースの手順を毎回実施する必要がなくなります。

まとめ

今回は日本語のリソースのインポートに関して2つの手順を紹介しました。ローカルのファイルを利用することができる場所で検証、続いて継続してファイルとして展開できるように Solution で展開するという2段階で紹介をしました。CM サーバに反映させたい設定ファイルがあれば、この手順で検証、展開する流れとなります。

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