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Content Hub - アセットに関する Excel エクスポートの項目を調整する

デジタルアセット管理

公開日: 2021-11-01

Sitecore Content Hub で管理をしているデータのメタデータをエクスポートをする機能があります。この項目を変更するためには、管理ツールで提供されているエクスポートプロファイルの機能を利用することで、出力する項目を変更することができます。

デフォルトの動作を確認する

いくつかのアセットを選択して、Excel でエクスポートのメニューを選択してみます。

chexportexcel01.png

ダイアログとしては以下のような画面が表示されます。

chexportexcel02.png

今回は、スキーマの項目をそのまま見える方がいいので、どれもチェックせずに実行します。

しばらくすると Excel のファイルが準備されて、内容としては以下のようになります。

chexportexcel03.png

項目としては以下のものが出てきているのがわかります。

  • id
  • identifier
  • Title
  • Description#en-US
  • FileName
  • VisionDescription
  • VisionOcrText
  • AssetTypeToAsset
  • DRM.Restricted.RestrictedToAsset
  • AssetMediaToAsset
  • TagToAsset
  • VisionColorToAsset
  • FinalLifeCycleStatusToAsset
  • ContentRepositoryToAsset
  • CreatedBy
  • CreatedOn
  • ModifiedBy
  • ModifiedOn

設定の確認

エクスポートの設定を参照している部分を確認します。作業をしているのは、管理ツールの ページ - アセット を選択して、セレクションのボタンをクリックします。

chexportexcel04.png

セレクションの画面を見ると、Excel の設定でエクスポートの項目があります。ここに定義の追加のボタンを選択、M.Asset を選択することができるのがわかります。

chexportexcel05.png

エクスポートプロファイルを参照すると、AssetProfile の項目があることがわかります。

chexportexcel06.png

M.Asset のスキーマを拡張する

エクスポートするためのデータを作るために、スキーマをします。まず、スキーマの M.Asset の概要に、CustomText というメンバーを追加します。

chexportexcel07.png

変更を適用して、項目が有効になっていることを確認します。

chexportexcel08.png

今回エクスポートをするアセットに対して、カスタムテキストを入れて、デモ用のデータの準備が出来ました。

エクスポートプロファイルの編集

今回は新しい Export プロファイルを作成していきます。管理ツールの エクスポートプロファイル を開きます。

chexportexcel09.png

AssetProfile を開き、項目を確認すると以下のように表示されます。

chexportexcel10.png

Text モードに変更をして、項目を追加します。今回は、 M.Asset のスキーマに CustomText というテキストエリアを追加している前提として、Properties に CustomText 追加します。

JSON
{
  "properties": [
    "Title",
    "Description",
    "FileName",
    "CustomText",
    "ProductName",
    "ProductId",
    "TagToAsset",
    "VisionDescription",
    "VisionOcrText"
  ],
  "relations": {
    "AssetTypeToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "DRM.Restricted.RestrictedToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "AssetMediaToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "TagToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "ProductCategoryToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "ProductFamilyToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "VisionColorToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "BrandToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "FinalLifeCycleStatusToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    },
    "ContentRepositoryToAsset": {
      "exportRelatedEntities": false
    }
  },
  "includeSystemProperties": true,
  "publicLinks": {
    "asset": false,
    "masterfile": false
  },
  "version": "1.1"
}

エクスポートプロファイルの更新が終わりました。

再度エクスポートを実施

改めてアセットを選択してエクスポートを実施します。エクスポートをする際の言語を日本語と英語を指定しておきました。しばらくするとファイルの準備が完了となりますので、Excel ファイルをダウンロード、開くと以下のように変更されていることがわかります。

chexportexcel11.png

エクスポートの項目が変更されていることを確認することができました。

まとめ

今回は既存のプロファイルを編集して項目を変更しました。今回紹介している Excel エクスポートの設定において、新しいプロファイルを作成してそれを利用してエクスポートをする、という実装をすることができます。これにより、ページに合わせた Excel データの出力という作り方が可能となりますので、エクスポートプロファイルを作成、どのページのエクスポートに紐づけるのか、出し分けをすることも可能となります。

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