Sitecore Send のオートメーションシナリオを利用することで、ステップメールのシナリオを柔軟憎むことが可能となっています。今回はそのオートメーションに関するシナリオをみていきましょう。
トリガーの種類
オートメーションを動かす際のトリガーに関して、多くの機能が提供されています。ここでは画面ショットを利用して紹介していきます。
まず、メールを送ったあとの開封、クリックなどをトリガーとしたシナリオを作る時に利用することができるトリガー一覧は以下の通りです。
任意のキャンペーン or 特定のキャンペーン
開封した、任意のリンクをクリックした、特定のクリックをした
開封をしなかった、クリックをしなかった
上記のシナリオのパターンが含まれています。

続いてリストのエンゲージメントです。
任意のリスト or 特定のリスト
購読した or 解除した
上記のシナリオの組み合わせが準備されています。

続いてプロフィールの管理です。
カスタムフィールドの変更
タグが追加された、削除された
の組み合わせたものが提供されています。

特定の日付に達した時、というトリガーがあります。これは詳細を見るとわかるのですが、メールを配信したあと、1年後とかそういったシナリオに使うことができます。

Web サイトのエンゲージメントに関しては、以前に紹介をしている連携している Web サイトに Mootrack の JavaScript が埋め込まれていて、その際の動作に合わせたものをトリガーにすることができます。
任意のページを閲覧 or 特定のページを閲覧
商品情報を見た、カートの状態がかわった
特定のページから離脱
カスタムイベント
など、Web サイトの動きにあわせて、メールアドレスがわかっている人に対してメールを送るといったシナリオを考える際には、このトリガーが使えます。

最後にリードジェネレーションですが、これはランディングページを使った場合にその後の Thank you メールを送りたい、といった形でトリガーを作ることができます。例えば Webinar であれば、参加用の情報を Thank you メールに入れておき、フォームに入力していただいた方に参加方法を送るということが可能になります。

まとめ
今回は Sitecore Send のオートメーションのトリガーとなる部分を紹介しました。このトリガーをきっかけとしてシナリオを作成していくことが可能です。次回は、シナリオを作る際のアクションを取り上げます。