- Published on
Sitecore OrderCloud Headstart - Part 2 設定
- Authors
- Name
- Shinichi Haramizu
- @haramizu
前回は Sitecore OrderCloud のサンプルサイトを展開するための準備まで進めていきました。今回は、展開をする手前となる Headstart のデモを動かすための設定について、紹介をしていきます。
ここで紹介をしている手順は、少し古いもので新しい手順は以下のページで紹介をしています。
一覧では以下のページが見やすくなっています。
アプリの設定
アプリの設定ファイルのテンプレートが src / Middleware / src / Headstart.Common に AppSettingConfigTemplate.json が展開されています。
設定をする項目に関しては、GitHub にて紹介されていますので、それに従って設定作業をすすめていきます。オリジナルのファイルをコピーして、以下の設定項目を入れていきます。
このファイルをコピーして import.json ファイルを作成して作業を進めていきます。ファイルをコピーした後、このファイルは UTF-8 with BOM の形式でエンコーディングされています。例えば、Visual Studio Code でファイルを開くと、右下のようにエンコーディングが設定されています。
ファイル形式を UTF-8 に変更をしてから作業を進めていきます。今回は、サードパーティのサービスに関しては、今回は全てスキップしていきます。
ApplicationInsightsSettings
前回の準備で作成をした Application Insight を開き、概要の基本パラメーターとして表示されている インストルメンテーション キー の値をそのままコピーをします。
StorageAccountSettings
ストレージアカウントに関しては、以下の 2 つの値が必要となります。
- ConnectionString
- BlobPrimaryEndpoint
まず最初に、前回作成をしたストレージアカウントのメニュー、アクセスキーから接続文字列を取得して設定をします。
続いて、左側のメニューのエンドポイントからプライマリエンドポイントの値を取得して設定をします。
CosmosSettings
CosmosDB に関しての設定を取得していきます。必要となる項目は、以下の3つとなります。
- DatabaseName
- EndpointUri
- PrimaryKey
DatabaseName には CosmosDB のリソース名を指定します。
続いてエンドポイントとして、https://COSMOS_DB_ACCOUNT_NAME.documents.azure.com:443/ となる URL を指定します。管理画面では、 URI という形で表示されているので、その値をコピーして設定をします。
CosmosDB の設定メニューにあるキーを開いて、プライマリーキーを取得して設定します。
設定をアップロードする
作成をした Json ファイルを設定にインポートをしていきます。アプリ設定のリソースを選択、左側のメニューにある操作 - インポート/ エクスポート を選択すると、インポートの画面が表示されます。ここで構成ファイルを指定、json ファイルをアップロードすると、設定がインポートされます。
構成エクスプローラーを参照すると、全ての項目がインポートされていることがわかります。
これで設定が完了となります。
まとめ
今回は、前回作成をしたリソースに関する情報をもとに設定ファイルを作成、アップロードするところまで紹介をしていきました。次回からはアプリケーションを展開していくための手順を紹介していきます。