Sitecore Experience Accelerator（以下 SXA）のモジュールで作成をしているサンプルサイト、スタイルガイドのインストール方法を紹介します。
前提条件
前提条件として、SXA がインストールされていることを前提とします。モジュールのインストールの手順は前回紹介した通りです。
SXA Styleguide とは
SXA のモジュールを紹介するための、SXA で作成されているサンプルサイトです。このサイトに関してはサポート対象外のサンプルとして提供されているものです。これに関しては以下のページが参考になります。
サンプルコードなどは全て Github 上で展開されており、最新版は 10.1 に対応しています。
インストール
インストールをするにあたって、Zip ファイルのパッケージが GitHub にて展開されているので、ファイルをダウンロードしてください。
https://github.com/markvanaalst/SXA.Styleguide/releases/tag/10.1
ダウンロードしたファイルを、コントロールパネルの 管理 - パッケージをインストールする を選択します。
インストールが完了したあと、コンテンツエディターを開くと、下図のようにツリーが追加されています。
これでパッケージのインストールは完了です。
環境を調整する
インポートしたデータは、サーバーの仮想フォルダ /styleguide にアクセスをすると参照できるように標準では設定されています。設定をしているアイテムは以下のアイテムです。
/sitecore/content/Sitecore/Styleguide/Settings/Site Grouping/Styleguide
今回は、ターゲットホスト名をサーバーの名前に、仮想フォルダは / に変更をします。またデータベースに関しても master から web データベースに変更をしてください。
変更をしたあと、パブリッシュ - サイトをパブリッシュを選択、今回はリパブリッシュを選択してコンテンツを展開します。
これで対象となるサーバーにアクセスをすると、コンテンツが表示されるようになります。
まとめ
SXA で開発をする際にはこの SXA StyleGuide を一通り理解していると色々と助かることがあるでしょう。特に、モジュールの作り方、スタイルシートとの連携などの検証なども、すでにインポートしてあるアイテムを利用して、確認することができます。