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Sitecore Experience Accelerator インストール

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Sitecore のモジュール集となる Sitecore Experience Accelerator のモジュールのインストール方法をここでは紹介をしています。

前提条件

今回は、以下の環境で作業を進めていきます。

  • Sitecore Experience Platform 10.1 update 1
  • 日本語リソース適用済み

Sitecore インストールをしたクリーンな環境、というところです。それではインストールを進めていきましょう。

モジュールのダウンロード

今回は Sitecore Experience Accelerator としては Sitecore 10.1 向けのモジュールをダウンロードします。ファイルは以下のページからダウンロードが可能です。

ダウンロードをするファイルは、Downloads のエリアにある2つのファイルとなります。

  • Sitecore Experience Accelerator
  • Sitecore PowerShell Extension for Sitecore

モジュールのインストール

Sitecore に管理者権限を利用してログインをします。コントロールパネルを開いて、管理 - パッケージをインストールするをクリックします。

SXA

ここでパッケージのアップロードをクリックします。ダウンロードをした2つのファイルを指定してください。

SXA

次へ、アップロードのボタンをクリックして2つのモジュールを Sitecore にアップロードします。続いてパッケージの選択をします。これは、Sitecore PowerShell Extension for Sitecore を先にインストールする必要があるためです。

SXA
SXA

次へ、という形でモジュールのインストールを進めていき、モジュールのインストールが完了したところで、Sitecore Experience Accelerator のモジュールのインストールをします。

SXA

日本語リソースの追加

モジュールのインストールが完了したあと、日本語のリソースを追加していきます。日本語のリソースに関しては不足している部分もあるため、Github に追加のリソースファイルも公開しています。事前にダウンロードをしてください。

リソースのインポートの際には、コントロールパネル を開き、グローバリゼーション - 言語ファイルをインポートする を選択します。以下のダイアログが開くので、/temp/SXAtranslations/ja-JP.xml のファイルを指定してください。これが SXA の日本語リソースになります。

SXA

このリソースは、リソースにターゲットとなるデータベースも含まれているため、 core を選択したまま進めて大丈夫です。インポートのボタンをクリックして進めていくと、インポートの作業が始まります。

SXA

続いて、ダウンロードをしていたリソースファイルのアップロード、インポートを実行します。今回は、/temp/SXAtranslations の中に SXA-ja-JP-update.xml をアップロードして、ファイルを指定してインポートをします。

SXA

動作確認

SXA のモジュールのインストール、および日本語リソースのインストールが完了しました。動作確認として、コンテンツエディターを開いて、コンテンツツリーから Content を選択、右クリックをするとメニューが表示されます。

SXA

表示されたメニューにテナントが含まれていれば、SXA のモジュールのインストールに成功したことになります。

まとめ

SXA のモジュールのインストールは、Sitecore のモジュールインストールの際に標準的なインストール手順となります。参考にしていただければと思います。