Community Server 2007 とは?
Community Server はブログ、フォーラムを中心としたオンラインサイトを構築することができる Web サーバーアプリケーションになります。Community Server 2007 の動作環境は以下のようになります。
※ Beta 1 版を元に書き始めたため正式版では異なる可能性がありますのでご注意ください。
このページでは、新規インストール、アップグレードの手順を紹介します。
新規インストールの方法
新規インストールに関しては非常に簡単にできます。今回は、Web インストーラーを利用して新規インストールをする方法を紹介します。
Web インストーラーをダウンロードすると CS2007_3.0.20214.502 というフォルダが展開されます。この中に展開されている Web のフォルダをサイトのルートになるようにファイルをコピーします。次に、データベースの準備を行います。今回はデータベース名を cs2007 としました。あとは、Web インストーラーを動かすことができるようにするために、installer フォルダの中にある default.aspx ファイルを編集します。INSTALLER_ENABLED の項目が false になっているので true に書き換えるだけとなります。
参考:
bool INSTALLER_ENABLED = true;
あとは、サイトの URL にアクセスをします。たとえば、www.example.com であれば www.example.com/installer/ にアクセスすれば、インストーラーが立ち上がります。下の画面が最初の画面になります。

環境を確認して Next ボタンを押します。

利用に関する条件が記載されています。文章を確認の上、I Agree のチェックボックスをチェックして Next > を押します。

この画面は、データベースに接続するための情報を入れることになります。SQL Server が別の場合は他のサーバー名を、あとはユーザー名などを入れて Next > を押します。

今回はあらかじめ準備していた cs2007 というデータベースを選択して next を押します。

新規にインストールですので、すべてチェックをした形で Next > を押します。これに関しては、後で実行することも可能ですので、他のアプリケーションと共有するデータベースのため後でやりたい場合はチェックを外しましょう。

サーバーの URL と管理者用 ID およびメールアドレスの入力を促されます。これを入力して Next を押すとサイトが完成することになります。

これで新規インストールは完了しました。念のため、installer のフォルダの中にある default.aspx に関しては、最初に false -> true に変更をしているので戻しておくことをお奨めします。
アップグレードの方法
新規インストールだけでなく、アップグレードの方法に関しても紹介をしておきます。なお、今回は Community Server 2.1 からのアップグレードを紹介します。これよりも前のバージョンで運用している場合は、データベースだけでも Community Server 2.1 までアップグレードしておけば、同じ手順で Community Server 2007 にアップグレードをすることができます。
アップグレードの準備
既存のサイトをアップグレードする場合でも、既存のデータに関しては間違えたときでもすぐに戻せるようにバックアップは取っておきましょう。レンタルサーバーを利用している場合は、データベースのバックアップはいつぐらいに実行しているのか、そして間違えたときにリストアをする手順があるかなど調べたほうが良いですね。
また、すべてのデータが SQL Server 上に入っているわけではないため、写真やファイルなどはコピーする準備をしておいましょう。ファイルなどの準備ができれば、あとはデータベースなどの調整をするだけです。
ファイルのコピー
データベースの中にあるファイル以外にも、いくつかオフラインのファイルなどがあると思います。基本的には、以下のような感じのディレクトリが該当することになります。
データベースの接続情報
これまでの Community Server では web.config 上に SQL Server / MSDE などに接続する情報を記載していましたが、今回のバージョンから connectionStrings.config というファイルが追加されて、編集するのはこのファイルだけで問題なくなりました。これは助かりますね。
データベースのアップグレード
データベースを Community Server 2007 用にアップグレードする必要があります。まず最初のポイントとしては、以前に ASP.NET 1.1 で運用していたことがあるサイトです。すでに ASP.NET 2.0 で運用していたとしても、以前との互換性を持たせるtめに MemberRole.dll を利用している場合は同じ扱いとなります。この場合は、SqlScripts のフォルダのなかにある cs_ASPNET2_Membership_Schema_Update.sql を実行しなければいけません。
あとは、cs_2.x_to_3.0_upgrade.sql のファイルを実行することでデータベースのアップグレードが完了します。
これでアップグレードの手順が完了したことになります。
ポイントとしては、 www を前に付けるのか外すのかという設定が communityserver.config の中にあります。この設定がデフォルトでは remove になっているため、www を利用してアクセスをできるようにしている場合は、Require か Ignore のどちらかを設定するようにしましょう。
ファイルのアップロードなどの機能を利用する場合は、Network Service のアカウントが書き込めるようにアクセス権を設定しましょう。